お遍路22日目「ピンチの翌日」 須崎~七子峠~窪川

【2016.5.31火の道程】
一福旅館 start~
美馬旅館へ 33.0km
計33.0km(総計452.3km)

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連日の33km。

その立役者はこちら☆

きのうの夕方、足を引きずりながらたどり着いたシューズショップ・・

そこで見つけた、ニーキュッパ(税抜)のスニーカーでございます。

置いてある中でいちばん機能がよさげだったのに、破格のプライスw

こちらが本日、ぼくを助けてくれました。

両足均等に体重かけて歩けるって、ありがたいすなぁ・・(しみじみ)。

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5時半起床。

きのうのアクシデントは置いといて、いっちょやったるかと。

ピンチの後にチャンスあり。

冒険心持って歩きたいなあって気持ちが湧いてきて。


こだわりのお米を頂きました。


膝に穴w

きのうこけた跡ですな。

朝の儀式、今日もよろしくね~と足をさすりながら、7時半出発。

本日は、ずーーーっと国道56号を歩いてゆきます。


四万十市と四万十町・・・わかりにくいw

しかもだいぶ離れてるし。


道の駅のベンチで眠る、野宿お遍路さん。お互いがんばりましょうね。

と、靴の問題をなんとかせねば。

明日の宿を押さえる電話をし、続いて嫁さんへ電話。

スタンバっといてもらった靴を、その宿へ発送してもらいました。

感謝です☆


ついに松山の文字が(^^)

愛媛か・・高知はまだ中盤だし、いまいちイメージできないけど。

こういう、ステージがじわじわ進んでく感覚が、お遍路の醍醐味ですね。


今日の先発靴は、今までのやつ。

ちょっと細工を入れてみたけど、焼け石に水みたい。

そんなこんなに気を取られてたら、いつの間にか高~いところへ 笑。


ドライブインってまだあるんすな。子供の頃のドライブはこれだった。


そんで今日の激アツが、こちらのトンネルですわ。


焼坂。。

名前もそんな感じだし。


段差なし柵なしの歩道なのに、


この長さ・・


反射タスキ持ってるけど、もう1本借りた 笑。


どうにか抜け出し、中土佐町イン。

だんだんこのね・・標識が苔むして汚れてくる感じ・・

最果て感が高まっていきまする。


土讃線。


Nゲージのジオラマみたい。


エイド・ステ~ションでリフレッシュし、


ニーキュッパ(愛称)にスイッチ。


新しい靴の具合に気を取られてるうちに、道はさらに高いところへ。


峠・・

登坂車線・・

足に不安のある身には、きな臭いムード 笑。

4、

3、

2、


1・・

はいっ!

 


・・・・・・・・。

フタケタ国道で、なんでこんな高いとこ通るのw

おかしいだろw

まあ、こっちの予習不足なんですがね←


待ちに待った休憩所!


汗ダックダクのザックに、ネッコがすりすり。

悪いこと言わんからやめときw


軽トラのおじさん(中尾彬似)が、缶コーヒーをおごってくれました。

ありがとうございま~す~


峠から先は、今夜泊まる窪川の町。

残り13km。


今日の道端の花。


無人駅好きの、血が騒ぐ 笑。

料金と本数が・・やっぱり最果てへ近づいてる感。


大量でサーセンw

 


今日の宿は、岩本寺のすぐ近く。

このくらいの残り距離のときが、いちばんキツイ。

朝の足は元気なんですよね。

午後の足は疲れちゃってる。

宿へ近づくと、またすこし元気になる 笑。


ブラシをガジガジかじってる犬を見てほっこりするも、


疲れの現実へ引き戻される。

何度もGoogle Mapsで残りの距離を確認してしまうw


腹が減ってるのが原因とみて、ほうじ茶&ドーナツ。

明日はもっと補給食を持っとくことにしよう。


キャッチャー座りをすると、

カチカチになってるふくらはぎが

ギュゥーーーンッ!

ってなるw


道の駅。こーゆーお遍路さんもいます。


ついに足摺の文字が登場。

室戸と並ぶ、四国のエクストリ~ム東西横綱。

気持ちのギアが一段上がります。


西日に負けず前進。


昨日からのクセで、窪川の町の靴屋をウォッチ。

なんとなれば、どうにかそれっぽいものは買えそうですね。


子供たちが川を凝視。


おほーなるほど。

「銀!銀がいるよ!」って言ってた。名前つけてんだ(^^)


やっっっとこさ、到着。今日もがんばった☆


部屋の仕切りが障子w ベッドw

おもすろい宿だこと。


ガチガチんなった足をほぐします。


箸袋がステキ(^^)今日もおビールがうまいのなんの。


明日はくもり。ええでええで。

お遍路にとっては、くもりがベストなんです。

日差しに照らされず、雨に降られずってのが一番いい 笑。

では、おやすみなさいませ~ (-_-)zzz