お遍路27日目「大野さんと歩く」 久百々~宿毛市

【2016.6.5日の道程】
民宿久百々 start~
鶴の家旅館へ 30.0km
計30.0km(総計593.4km)

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旅は道連れ世は情け。

そんなことを思った、今日の大野さんとの同行でした( ^ω^)


*故事ことわざ辞典より

大野さんとは、3日前の久百々の夕飯で一緒になり。

一杯目から会話がはずんで(^^)

登山とハイキングとお酒がお好きな、名古屋在住の66歳。

「やっぱり楽しくないとネ」

そのひとことに、ぐっときて。

なんと、翌日の足摺の宿も同じだと 笑。

そこでも一緒に飲んで。

こりゃご縁だな~と思って、予定してたル~トを変更w

(*足摺から次の寺へ向かうルートは複数ある)

大野さんと同じルートにして、久百々へ戻ってまた飲んで。

「あした一緒に歩きましょうか☆」ってことになりました(^^)

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7:30出発。真ん中はおかみさん。

まさか2回も泊まるなんて、これもご縁だったなぁ。


久百々名物、おやつ付き弁当( ´ ▽ ` )


明け方まで嵐だったけど、風はおさまり小雨に。こりゃツイてる。


歩き出します。


3日前に歩いたルートをさかのぼる。

加江川沿いに、四万十市の手前まで。


ここで左折し、三原・宿毛方面へ。

「ようきたねぇ」のメッセージがうれしい。


山あいの道へ入って行きます。


ここで、登山がお好きな大野さんと先頭を交替。

ほとんどクルマが来ないから、だいたい横並びで雑談しながら歩くんだけど 笑。


ちょっとワイルドな県道を、ひたすら進みます。


このへんの川は、独特のグリーン。


県道をカニが散歩中( ^ω^)


今日の道端の花。雨が美しさを引き立ててますね。


三原村きたぁ。


久百々のおかみさんから教えてもらった遍路小屋。

芳井集会所の200m先にあります。


宿から3時間半歩き続け、到着。

この奥の民家に住む方が、自費で提供してくだすってる小屋です。


ご好意に甘え、カップ麺・サイダー・缶コーヒーを頂いてしまいました。

汁物が食べられるなんて、カンゲキですわ。

自分も人に親切にしよう。自然とそんな気持ちになります。


小一時間休んで、歩き再開。


小雨はしぶとくやみませぬ。


こういうものをキャッチできるのは、歩きならでは。

現地の雰囲気を肌で感じます。

大野さんは最近増えてる廃屋が気になるそうで。歩きながら「この家、そうでしょ」とかって。

自分もこの先、気にしながら歩いてみようかと。


こんなネタもキャッチ(=^..^=)


道を間違えそうになったけど、このトンネルに救われたw


1996年。デンツーへ入って2年目か。

大野さんは「転職して数年経った頃だなぁ」って。

身に付けたスキルが、時代の変化で需要が減り・・転職を余儀なくされ。

全く畑違いの仕事へ移られたと。

奥さんは、そんな大野さんを笑顔で支えてくれたと。

そんな身の上話もしながら、歩きます。


アイス休憩。大野さんはガリガリ君でした(^^)


高知ラストの宿毛市イン☆


ふたりでしばしダムに見入り。


「あそこ、道切れてるね」と言われ、


目をやるとたしかに(・□・;)


ふたたび鉄道が登場。

最果てを抜けた感あり(^^)

宿着。

歩くペ~スもウマがあった感じで、8時間ちょいの道中でした( ^∀^)


宿の犬をゴシゴシなでる大野さん U^ν^U


一緒に湯船につかったあと、夕食を待たずに乾杯w


地図を見ながら情報交換。

大野さんは区切り打ち(四国の一部分だけ回ること)なので、明日宿毛駅でお別れ。

で、わたくしが帰京する前に名古屋で飲むことになりました☆

よし、無事に一周するぞ~( ^q^)


今度はジョッキでかんぱーい。

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さて、今回の記事はフロク付きです。

道中、大野さんが見つけたヘビの写真w

大丈夫な方はどぞ~( ^v^)

【閲覧やや注意】