お遍路34日目「成長」 44番大寶寺~45番岩屋寺

【2016.6.12日の道程】
えびすや旅館 start~
第44番札所 大寶寺へ 14.6km
第45番札所 岩屋寺へ 11.0km
癒やしの宿 八丁坂へ 5.9km
計31.5km(総計780.5km)

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山登ると必ずヒイヒイ言ってたわたくしが、頂上でピ~スw

お遍路が起承転結ってのは、ホントかもしんない。

徳島→高知としごかれてきて、愛媛で心が整い始める。

おとつい『わかった』って記事を書いたけど、その感じがさらに進みました(^^)

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明け方、ニワトリの声で起床。

おかみさんがこさえてくれた朝ご飯を、ザックに詰めます。

右の味噌汁は「良かったら飲んでってネ」って。人の心のあたたかさ。


6時出発。こんな早いの鮒の里んとき以来かな 笑。


きのう来た道を戻りつつ、久万高原町の方向へ。


今日は峠を3つ越すルートでございます 笑。

45まで行き、44の手前まで折返す・・ハハハ


詳細。(*タップで拡大)

ぶっちゃけ、テンションは低かった 笑。


幅員減少、徐々に山奥へ。

ケータイのアンテナが0本に。


テンション上げたほうがよかろうと、こちらをPLAY☆


したらご覧の通り。単純だこと。

宿を出て1時間。三島神社

その真向かいのこちらは、大事な補給ポイント。

おかみさん弁当をいただきます(^^)


今日の道端の花。山奥だからか充実してる。


こちらを左へ。

上畦々(かみうねうね)なんて、面白い名前ですね。


さらに濃い道へ。


さらにさらに濃い道へ(左の方)。


ここらでひと息つきたいが・・

大量の虫が顔の回りに飛んできて、休ませてくれないw


身構えず、いきがらず。

おとついわかったことをつぶやきながら、1ヶ目の峠クリア。

なんと、敗残兵モード(杖にアゴを載せて休むこと)はございませんでした☆

峠を下り、お次はこちら。


鴇田峠(ひわだとうげ)の入口へ。

解除中・・OPEN・・ ゴクリ


ひぇぇ~


右は獣道で近道だけど、スル~。

マイペースでまいりましょう(^^)


はい。


お大師さまの脚力w

意外と激情家のようで( ^ω^)


いょっしゃ~登頂。


変われば変わるもんすなー。心が整うってすごい。

参考までに、四国入り初日の写真を。

この日は、平らな道を5kmしか歩いてないのにw


上機嫌で下山です( ^∀^)


久万高原の町。


町の中心部を突っ切り、


第四十四番札所へ。

八十八箇所の、ジャスト半分ですね。


おごそかな山門。


やったぜ。

足摺岬での四国半周クリアに続き、札所半分クリア☆


ゴシック体/毛筆体


お次へ向かいます。雨に濡れ、崩壊寸前の地図 笑。

最新版地図 へんろみち保存協力会

歩き遍路に必須のこちら。ぼくはその日歩く分だけ、ちぎって使ってますw

一冊持ちながらだとやりにくいので。


危なめのトンネルでも、あまり身構えなくなりました。


正午、お宿着。

いやしの宿 八丁坂


店がほぼ無いとこなんで、お昼をこさえてくれました。ありがたいです。


荷物を置いて身軽になり、45番へ。


またもや電波が通じない状態に 笑。


アップ&ダウンを乗り越え、到着。


本堂まで20分? まあ行ってみよう。


そーですか 笑。


なるほどたしかに足にくる。


しかし、あっさり9分で到着。構えないってやっぱすごい。


そして、本堂の横にこれですわ。

空海にこの土地を譲った女性が修行したとこへ上がるハシゴです。


この子らの友だちが、ぼくの横にいて。

何度も登ろうとトライするけど、怖くて立ちすくんでる。

キミは、小学校ん時のおれかwww

でも、その子に変な同情はなかった。

ハシゴが登れなくたって、きっと他の才能あんでしょって。

 

その子のことはおいといて、一気に登頂w


高さ10メートル。3階にあがりこむ感じかな。

気弱を野放しにしない、ネガを頭でムダに増幅しない。

そんなことが解ってきました。


アップダウンたっぷりの1日で、さすがにおつかれ。

よもぎ入り大判焼きでひと休み。


帰りは本降りになったけど、心は晴れ晴れ。


たらいまー。


民宿じゃなくて旅館のグレードですね。

部屋にバストイレあるし。おかみさんのこだわりとのこと。


成長にカンパ~イ( ^v^)


野菜はすべて自家製。おいしゅうございました。


本日も8時就寝。

いよいよ松山へと向かいます!┗(^o^ )┓~