宝生流第二十世宗家・宝生和英氏に会ってきた( ^ω^)

ものものしいタイトルw

今回は能楽師さんのおはなしですね。

おらね、野村萬斎が好きなんす。知的かつ狂ってるから。

狂ってなけりゃ、ものづくりのヒトじゃないと思うので(^^)

てことで、それと近しい世界のヒトの話を聞いてみたくなったわけす。

 

行ったのは、『能楽観てみナイト』てイベント。@リトルトーキョー

このバーおもしろいんすよ。

次々といろんな業界のヒトを呼んで話をしてもらう、てことをやってて。

 

お店はこんなかんじ。

左を向くとバーカウンター。飲みに徹したい方はコチラで。

ゲストの話を聞きたいかたはコチラで。

20:00 STARTだったけど、30分前から行きました。

以前来たとき、定刻で着いたらすでに場がガン☆ガンあったまってたんで 笑。

この日も、開演前から宝生さんとたっぷり雑談ができました( ^ω^)

 

「能楽と雅楽は兄弟。歌舞伎と日舞はその子供なんです」

なるそへw じつはおら、そのへんの知識は小学生レヴェルなんで助かりますだw

「能楽は心を落ち着かせるもの。いっぽう、歌舞伎は心をかきたてるもの」

これもナイスレクチャ~ですね。お客目線だからわかりやすい。

「衣装のリネン素材は東南アジア。デザインはヨーロッパ。絹の加工は中国・・さまざまな地域の文化・技術の流れ着いた先が日本であり、能楽に活かされている」

地理・歴史の授業かなって(^^)プレゼンうまいなぁと思いましたね。

 

さて開演。

自己紹介のち、ふだん持ち歩いてるカバンを取り出す宝生さん。

足袋型のスリッパw

この肌着は5万円するそうです(・□・;)

風呂敷包みを解く前に、茶目っ気を発揮www

おもしろいなこのヒト( ^ω^)

紋付、かっこいい。

腰のとこへ差し、ハカマを大きく見せる器具。

持参し忘れた時、針金ハンガーで代用したらしいw

手ぬぐいは千葉ロッテw

 

その後、質問タイムからの雑談タイム。

「休みは月に1日あるかないか。休みって概念がない。好きでやってるから休みはいらない」

あっさり言い切ったw

「現代の感覚とのすり合わせは意識しながらも、能楽の様式は守っている。不自由の中に自由を見つける」

これもさらっとおっしゃるんですよ。31歳なのに達観してる。

「守られる文化ではなく、必要とされる文化にしたい」

攻めてますね。応援したくなってくる( ^∀^)

 

会社ヤメマンして自営でシゴトしてると、良くも悪くも緊張感がなくなるんですよね 笑。

そんなところに、ピシリとここちよい刺激をいただきました(^^)

 

帰る前、スタッフの方に「今月末まで、こんなんやってます」っと教えてもらい。

国立能楽堂×京王プラザホテル
能・雅を継ぐもの
天女が舞う「羽衣」の世界展
2017年6月1日(木)~29日(木)

こりゃあええ( ^q^)ビギナ~には助かりますだ。行ってみます☆