てわけで、前回の続きを(^^)
猟師・ライターetcの畠山千春さんの話を聞きに行きました。
場所&主催はこの記事と同じ、リトルトーキョー@清澄白河。
まあ次から次へと、面白いヒトを呼んでくるハコだなと感心します 笑。

ビジュアルにちょっと驚きましたよね。マニキュア真っ赤だし。
もっとたくましい女性を想像してた←
聞いたら、狩猟歴は4年。
「まだ4年」て言ってたけど、おらは「4年もか~ ハラ据わってるなぁ」って感じて。
埼玉の飯能で育ち
大学は東京で
横浜で就職し
オフィス移転で福岡へ
福岡の糸島市へ移住して猟師に
ちょっとした出来心じゃあ、続かないだろうなって。
ヤメマン同士のシンパシ~なのかな。
(能書きよりも)行動が大事。
そういう思いが伝わってくる人でした。
猟師であっても、身ぎれいにしてるのもすてきだなって。

著書を見せながら説明。ちゃんと解体の図を載せてるのがいい。
で、話を聞けたのが1時間もなかったので、帰宅してggってみると。
この記事はなるほどな~と思いました。
食べ物も同じように自分の暮らしから離れている。特に「お肉」は私たちから見えていない部分が多い。そこで「命をいただくってどういうことなんだろう?」という疑問から、鶏を絞めてみたそうです。
何回も鶏を絞めていると、だんだんと鶏の個性が見えてきて、そうするうちにただ肉の破片を食べているんじゃなくて、この子と同化しているんだな、と感じるようになったんです。動物の個性も体に入ってくるというか。
そうか、「リアル」を求めてるのかなって。
おらがわざわざ自分の足で汗ダラダラ流しながら、四国を1200km歩きたかった感覚と同じかもと。
こちらの記事は、否定的意見をとりあげてます。
まあ個人的には、「残酷だ!」って意見はまったく共感できませんでしたね。
そーゆー人は、スーパーの精肉売場も牛丼屋も焼肉屋も行っちゃダメでしょって。
品川のオサレなオフィス・ビル群のすぐ横には、こういう場所があるってことをご存知なのかなって。
「獣の肉をさばく」ってことがすっかり隔離されてるから、過敏な反応になっちゃうのかな。
畠山さんの話を聞きに行って。
時代の変わり目だなぁって、あらためて思いましたね。
農業や狩猟に対する興味が高まってきている。
実際、冒頭の↑会場はかなりの熱気でしたし。
フツーの会社員から農家や猟師や漁師へ転じる。
おらの友だちにも数人いるけど、そういうポジション・チェンジが進んでいる。
そんな中、
畠山さんは会場でのトークで、自分を指し示すコトバを欲しがってました。
「いまは “家庭菜園的狩猟生活” って言ってて・・・でも、ほかにうまい言い方ないかなって」と。
時代が変化してるから、そして、デリケートな話だから、新しい定義のコトバが欲しい。
なるほどたしかに。
ふらっと参加した会で・・けっこう考えさせられましたね。
ヤメマンしたからこそ、そういう有意義な時間を持つことができる。
このブログの柱のひとつは、それをおすそ分けすることでありたいとおもいます(^^)