7/2(日) 草野球→カストリ書房→銭湯&コインランドリ~→猟師さんの話を聞く会②

てわけで、前回の続きを(^^)

猟師・ライターetcの畠山千春さんの話を聞きに行きました。

場所&主催はこの記事と同じ、リトルトーキョー@清澄白河。

まあ次から次へと、面白いヒトを呼んでくるハコだなと感心します 笑。

ビジュアルにちょっと驚きましたよね。マニキュア真っ赤だし。

もっとたくましい女性を想像してた←

聞いたら、狩猟歴は4年。

「まだ4年」て言ってたけど、おらは「4年もか~ ハラ据わってるなぁ」って感じて。

埼玉の飯能で育ち
大学は東京で
横浜で就職し
オフィス移転で福岡へ
福岡の糸島市へ移住して猟師に

ちょっとした出来心じゃあ、続かないだろうなって。

ヤメマン同士のシンパシ~なのかな。

(能書きよりも)行動が大事。

そういう思いが伝わってくる人でした。

猟師であっても、身ぎれいにしてるのもすてきだなって。

著書を見せながら説明。ちゃんと解体の図を載せてるのがいい。

 

で、話を聞けたのが1時間もなかったので、帰宅してggってみると。

この記事はなるほどな~と思いました。

食べ物も同じように自分の暮らしから離れている。特に「お肉」は私たちから見えていない部分が多い。そこで「命をいただくってどういうことなんだろう?」という疑問から、鶏を絞めてみたそうです。

何回も鶏を絞めていると、だんだんと鶏の個性が見えてきて、そうするうちにただ肉の破片を食べているんじゃなくて、この子と同化しているんだな、と感じるようになったんです。動物の個性も体に入ってくるというか。

 

そうか、「リアル」を求めてるのかなって。

おらがわざわざ自分の足で汗ダラダラ流しながら、四国を1200km歩きたかった感覚と同じかもと。

 

こちらの記事は、否定的意見をとりあげてます。

まあ個人的には、「残酷だ!」って意見はまったく共感できませんでしたね。

そーゆー人は、スーパーの精肉売場も牛丼屋も焼肉屋も行っちゃダメでしょって。

品川のオサレなオフィス・ビル群のすぐ横には、こういう場所があるってことをご存知なのかなって。

「獣の肉をさばく」ってことがすっかり隔離されてるから、過敏な反応になっちゃうのかな。

 

畠山さんの話を聞きに行って。

時代の変わり目だなぁって、あらためて思いましたね。

農業や狩猟に対する興味が高まってきている。

実際、冒頭の↑会場はかなりの熱気でしたし。

フツーの会社員から農家や猟師や漁師へ転じる。

おらの友だちにも数人いるけど、そういうポジション・チェンジが進んでいる。

 

そんな中、

畠山さんは会場でのトークで、自分を指し示すコトバを欲しがってました。

「いまは “家庭菜園的狩猟生活” って言ってて・・・でも、ほかにうまい言い方ないかなって」と。

時代が変化してるから、そして、デリケートな話だから、新しい定義のコトバが欲しい。

なるほどたしかに。

ふらっと参加した会で・・けっこう考えさせられましたね。

ヤメマンしたからこそ、そういう有意義な時間を持つことができる。

このブログの柱のひとつは、それをおすそ分けすることでありたいとおもいます(^^)