去年、友人よしさんと飲んだ時の話。

彼は某巨大企業を30過ぎで辞め、この自転車で8年かけて世界一周したヒト。
その生き方は、ぼくの先を行っている☆
彼が、ビ~ル片手につぶやきました。
「なんかね・・大事なのは “余裕” かなって思うんです」
なんでそのセリフになったのか、流れは忘れたけれど←
その後ず~っと、心に残った。
「余裕が大事」って、当たり前ですよね。
今まで生きてきて何度も思ったことだし。
けれど、よしさんが言うとなんか説得力あるな~と思って。

ぼくは電通勤めで年収1,000マンだった。
けれども家庭は円満じゃなかったw
夫婦ゲンカはしょっちゅうで、嫁さんも娘もよく泣かしてましたし。
いま思うと、生きてる実感が薄かったなぁw
なにしろ「余裕」が無かったです。
家に高いお給料を入れるのが男の甲斐性と思ってた。
でっかい会社に勤めてることで自尊心を満たしてもいたし。
少々、方向性を間違えてたw
甲斐性は良いことだけど、家族を泣かしちゃダメ。
地位や名誉にすがらず、自己肯定できるようにしよう。
2年前のヤメマンは、そのように舵を切り直したタ~ニング・ポイントだったのかなと。
以降、
さまざまな気づきと工夫で「余裕」を手に入れ、人生V字回復( ^v^)
よしさんのつぶやきのおかげで、あらためてその整理ができました。

当時と現在を並べてみましょか。
【富】年収1,000マン→収益ほぼゼロ
【地位】世界の電通勤務→主夫
【名誉】昔も今もとくにナシw
補足しますと、
まだ本格的に働いてないから、退職金は順調に減り続けているw
嫁さんは働いてるけど、メインの収入は遠からずぼくが稼ぐ約束をしている。
でも、先々の不安はとくにありません。
今のほうがだんぜん幸せ(^^)
なんだかふしぎな話だなと、自分でも思います。
ひとまずの答えは、
「富・地位・名誉への執着を手放したら、心の余裕が転がり込んだ」
てなことかなと。
よしさんを魅力的に思うのも、彼が「手放した人」だからかな☆
でも、「余裕」ってまだまだ奥が深いw
さらに研究が進み次第、みなさまに発表したいとおもいます( ´ ▽ ` )