いゃぁ~
ひと月ぶりの更新ですね←
その間、ママチャリで四国を一周してました。しかしその話はおいといて、
まんずはこちらの↓続きをお届けしたいとおもいます( ^∀^)
この小旅行、前篇でスタ~トからゴ~ルまでお伝えし終えているのですが。
途中で出会った快人が面白すぎたんで、後篇てカタチでお届けしますw

江ノ電極楽寺駅へ向かう上り坂の先に・・

なにやら・・

あやしげな建物が・・

その2階が、レトロ秘密基地 やこぜん。

裏手へまわると玄関がありまして。

うん。ぼかぁ好きですこういうの。


玄関の横はこんなん^^

店主やこぜん氏が出迎えてくれました。
まずは、店内のカオスっぷりに目が行ってしまうw





まさにレトロ秘密基地。


アラフィフにはどストライクな品々。

BGMはクレージーキャッツ。趣味合うなあ。

「あちらに座ってください」とうながされ、

水道水の入ったコップを差し出され、

ちょっとあっけにとられつつ 笑、

ファミコンで遊んでもいいのだけど、
ぼかぁこの謎店主と話がしてみたいと思いました( ^q^)
んなわけで、雑談スタ~ト(^^)

「お客さんは20代女子が多いです。こういうレトロなのカワイイ☆って言って」

「ぼくもこれらの品々の世代じゃない(歳は30後半とのこと)。けれど、いいなァと思って集めたんです」

「ぼくは昔から出ちゃってる、逸脱しちゃってるんですよね」
でしょうねww
このへんから会話があったまってきて。
「俗世間でもなく出家でもなく、その中間の微妙な曖昧なとこが好き」
あなたはオレかw 話が合うなぁ。ぼくもそのゾ~ンが一番オイシイと思います。
「吉田兼好とか鴨長明とかあのへんのライン」
歴史好きなとこも似てるなw 教養の匂いもするような・・
「教養っていったらアレだけど、そういうのがないと表現がチープになるから」
うんうん。
「安全地帯で表現せず・・そういうんじゃなくて、逸脱したっていいじゃんっていう」
おおお( ^ω^)
「お客さんを選んでる。選ばれる表現にしている。熱意あるお客さんしか来ないようにしてます」
スゴーー!
「こんだけ入りにくいと、来るお客さんはほとんどホームランですね。なんのバリアも張らずにしゃべれちゃう」

表通りから玄関へ至るこの導線が、まさにそのリトマス試験紙。

「これらに惹かれない人は絶対店の中へは来ない」
策士だな!
「一方で、たとえどんなヤな人が来たって、それはありがたく頂戴しないと。自分が引き寄せてるものだから」
自分を貫きながら、やわらかさも併せ持ってますね(^^)

あと、気になってたのがこの駄菓子コーナー。
「会計は自分でやってくださいって言ってます」
えっ・・ズルするヒトもいるんじゃないの?
店内のレトログッズだって、持っていこうと思えばできちゃう感じだし。
「ここに来てくれたお客さんを信頼できないってことは、自分自身を信頼できないっていうのと同じなんですよ」
ぐはぁーー・・おっしゃる通りだ。
「先に信頼した方が勝ち。みんな信頼されたいと思って生きてるわけでしょ。ぼくもそうだし、タニミズさんもそうでしょ」
評価されたいとは思ってきたけど・・なるほど、信頼か・・
ところで、これだけ独特だったら子供の頃とか、誤解されません?
「それはなかった。ルックスがいいからでしょうね」
wwwww
「これで女の子にモテなかったら、ただのひねくれたつまらないヤツですよ」
いちいち説得力あるなぁ(^^)
以下、発言の猛ラッシュ☆
「楽しいからね・・ぼくと感性似てる人が来てくれて、仲良くなれて・・そんなもんじゃん、人生って」
「人が自分をどう見てるかってキャラと、自分が思ってるキャラ・・それが合致してる人ってのは幸せですよ。それが “成功” ですよ。ぼくはほぼそう。だから幸せですよ」
「自分自身に徹するだけ、どうしても譲れないものに向かっていくってことかなぁ」
パンチの連打でフラフラ。
っで、ぼくが最も刺さったのは以下。
「(歴史の話をしていて)山岡鉄舟いいよねぇ・・思い出すといい風が吹く・・歴史に名を残した人に共通するのは、その人のことを思い出しただけで、こっちが気分良くなる。そういう人は、やっぱ価値があるんですよ。いいよねあの人!って思われたらその人は偉大なんですよ。思い出したときに、こっちが心地よくなる・・ほわっとあったかい気持ちになる・・そういう人は立派ですよ」
これね、これからどう生きてくかの指針になりました。
富・地位・名誉よりも大事なことは何か。
その先が曖昧だったけど、ぐっとクリアになりました(^^)

店を出るとき、外まで見送ってくれたやこぜんさん。
こっちは瞳孔開きっぱなしw
ママチャリお遍路出発前の、すばらしい出会いでした。
世の中であくせく生きてると、つい自分を演じちゃう。ぼくもそうでした。
彼にはそういうところがないし、逆に、閉じてもいない。
そこがすばらしかったなあ。また会いに行きたいな。
お店の情報は、Twitterをチェックするといいですよ(^^)
此処は 幼少期の頃から〈隠居願望〉を抱き続ける店主〈やこぜん〉の棲家であり 独自の審美眼によって選りすぐられた〈昭和の逸品〉で溢れ返る 耽美な余りにも耽美な〈浮世ばなれの遊戯場〉でもあるのだ!
御利用は1人500円!
1時間以上は800円!
2時間以上は1000円!
至急 潜入せよ!!! pic.twitter.com/wA11OgF84t— 【レトロ秘密基地 やこぜん】 (@59yakozen) March 25, 2018
インスタはコチラ(^^)
・・てことで、次回からママチャリお遍路記がはじまりまっす!┗(^o^ )┓三3