ママチャリお遍路2日目「遍路最大の難所・焼山寺を、禁断の県道43号から登る」 11番藤井寺~徳島市

【2018.3.27火の道程
ゲストハウス チャンネルカン start~
第11番札所 藤井寺へ 3.4km
第12番札所 焼山寺へ 27.2km
ゲストハウスuchincuへ 34.6km
計65.2km(総計100.8km)

2日目にして正念場。

それがお遍路でございます^^

なぜ「最大の難所」なのかと言えば、

山ふたつ越えるから。

お遍路4日目「激アツ!焼山寺」 11番藤井寺~鍋岩

2年前の歩き遍路では白目むかされましたw

今回は自転車なんで、そのル~ト(獣道)は通れない。

新たな道を模索した結果、

*タップ&ピンチインで拡大

Blue-Periodさんの分析がすばらしかった。ようは4つの選択肢があるんだけど、

一番やっちゃいけないAをチョイス

しました。一見すると、距離が短くてラクそうに見えますね。

ノン☆ノン(人差指をワイパーのように振りながら)

・Aは激アツすぎる
・距離は長くなるけどマイルドなCやDがおすすめ

そ~ゆ~話なんですよ( ^ω^)

2年前のリベンジもかねて、いっちょチャレンジしてみよーかと☆

まあ、そうは言っても怖さはあるw

不安と勇気と朝日が入り乱れつつ・・

11番藤井寺をサクッと打ち、

*お遍路ではお寺をクリアすることを「打つ」といいます

ウワサの県道43号へ・・ ゴクリ

そしたらですね・・

登り始めて10分経たずに休憩w

血管浮き出てますからw

けれどもこれは修行(^^)

絶対にギブ・アップはしない・・

でもそれもマジメすぎるかな・・

うまい心のすわりどころを探しながら、

えっちらおっちら・・

えっちらおっちら・・

ロードバイクなら乗ってけるんだろうけど、ママチャリは重いから押す一択w

掘割峠に着きました。

序盤ながら、焼山寺まで最後の自販機。

ここで、ふっとなんかこう・・「いける」って思えたんですよね。

メガネ曇ってコメカミ浮き出てるけどw

峠の先は下り坂 ┗(^o^ )┓三3

けれどすぐさま上りになる。人生みたい。

どっちゃり買ってきたおにぎりと菓子パンでエネルギ~切れ予防(^^)

道はうねり、

角度はさらにエグイ感じに。

なのに「いける」感が湧いてくる^^

これ不思議でしたね。2年前の焼山寺アタックはぼやきっぱなしだったから。

まあ、木の枝をヘビと間違えもしたけどw

焼野峠クリア。ここを下ると、

県道43号と別れ、

最後の上り5km。

幽体離脱しそうになるのをこらえつつ 笑、

着きました☆

思ってたよりもいけちゃいましたね。

2年前の最終日に得た気づき・・

『不幸は自分の頭が作り出している』

それがなおさら解った感覚。

ブツクサ言ってるからうまくいかない。

休み休みでいいから、やればいい。

実際、1分押しちゃあ1分休んでましたw

それでも6時間でクリアできれば上出来☆

お次へ。果てしなく下ってく~

杖杉庵

*タップ&ピンチインで拡大

とってもいい話だし、お大師さまのおそろしさも知ることができます(^^)

道の駅 温泉の里神山で休憩( ´ ▽ ` )

インスタ映えするお寿司ですね←

梅干し&すだちアイスでひと息ついてたら、

N.Oさんが声をかけてくれました☆

おばあちゃんを連れて、このへんの道の駅めぐりをしているそう。え~なァ( ´ ▽ ` )

徳島市に帰ってきたぁ~

2日連チャン、徳島ラ~メン(^ν^)
中華そば よねだ

橘湯で汗を流し、

ゲストハウスuchincu着☆

ラウンジには息子や娘みたいなトシの子ばっかw

聞いたら、このへんの音楽好きの若者がここに集っていいってことらしい。

ゲストハウスもいろいろあって面白い^^

宿泊客の方もいたので、合掌shot☆

Yasuさんは写真が趣味で、見せてもらったらこれがすばらしかった。

インスタ / PASHADELIC / coten

ジュエリーアイスの写真(凍った川の水が海に流れ、それが岸に打ち上げられたもの)が特にキレイだったなぁ。「マイナス25℃の中で撮った」とかなんとか。

ゆきちゃんは、就職前にお遍路などしにこちらへ来たそう。えーのー( ^ω^)

てなわけで、難所クリアと出会いの充実した1日。

でもって、

翌日はまた山ふたつ越えますw

 

* お  ま  け *

『サラリーマン転覆隊 ママチャリお遍路1200km』

2年前に古巣を辞める時、

お世話になったK村部長が「歩き遍路行くんだって?これあげるよ」とくだすった本。

今回の企画の元ネタであります(^^)

K村さんは転覆隊の一員。この本にも登場してます。

「俺のお遍路ワースト3は、全部焼山寺がらみだ!」

このセリフで気がラクになったところもあって。

今回すんなり越えられたのは、K村さんのおかげでもありますね( ^ω^)